この前、成都より80キロ近く離れている平落鎮を訪ねてまいりました。
シルクロード、と言えば、ほとんど知らない人はいないと思いますが「茶馬古道」と聞いても、すぐわかる人は極めて少ないと思います
。実際、「茶馬古道」はシルクロードと同様、古代の1つのロードだったんです。
簡単に説明すれば、「茶馬古道」は昔四川省と曇南省から、チベットに入り、東南アジア、インドへと続く対外貿易の為の道です。馬
の背に茶や塩、絹、薬剤などを積み、この道を通ってチベット、そしてヒマラヤを越えてインドへと続く重要な貿易路なんです。
??県の平落鎮はちょうど当時の「茶馬古道」の一つの集落でした。茶の畑が延々と続き、我々が行った時、ちょうど収穫の時期
で皆、手で採っています。川蔵高原から流れた川はゆっくり流れ、町はこの川沿いに集まり栄え、川の上に一本の橋があり、1500年
前のガジュマルの樹はこの橋の先端に茂っております。樹の影の下には、何店かの茶舘とレストランがあり、老人たちはそこでのん
びりと麻雀をしています。ちょっと奥に入ると、都会ではもう見れない昔の町並みに商品は並んでいます。お茶、竹の道具、陶器、農
用品、草網、など所狭しと並べられ、山から取ってきた蘭の花なども売られています。
一番愕いたのは、とても古くて、静かで、清潔な町でありながらこの町の老人の多さと元気で生き生きした顔です。
昼飯は橋頭の店で食べました。豆腐料理と山から採った名も知らない野菜はとても美味しかった。食事の後、一杯の地元の緑茶を
手元に、この静かな町で何も考えず、ゆっくりした時の流れを感じることは最高な贅沢に感じられることでしょう…
午後、いろいろと街を散策して、お土産(竹の笊、お母さんに、今年の新茶、お父さんに、陶器、自分の灰皿用)も買って、成都に戻っ
てまいりました。
厳 嘯華 |